和太鼓が打ちたくなるWebメディア「太鼓日和」始めました!

和太鼓が打ちたくなるWebメディア「太鼓日和」始めました!

太鼓日和を始めました

この度、和太鼓を中心とした歴史や文化、同じ時代に活動する太鼓打ち、和太鼓団体、伝統・民俗・郷土芸能の担い手、和楽器奏者(篠笛、琴、胡弓、三味線など)の情報を発信する場として「太鼓日和」を立ち上げました。

太鼓日和では和太鼓を中心とした歴史や文化の発信、地域に根付く民俗芸能の紹介や民俗芸能の担い手のインタビュー、伝統芸能の魅力、創作太鼓団体の紹介などを発信していこうと思っております。

また、和楽器や地域の工芸品など日本の文化もまた発信していく予定です。

定期的に更新しますので、何卒よろしくお願いいたします。

太鼓日和を始めた経緯

私達は「和太鼓が好き」という思いの元、和太鼓集団 鼓蓮という創作太鼓の団体を立ち上げました。そして団体としての活動を通して多くの和太鼓団体や伝統芸能、民俗芸能に触れてきました。そして、私達は様々な形で現代に鳴り響く和太鼓を見て、もっと和太鼓について深く学びたい、和太鼓という楽器を理解したいと思うようになりました。

先人より継承された日本の文化は、どこか懐かしさを感じさせてくれます。想像してみてください。遠くから聞こえる深くずっしりと響く和太鼓の音に軽快に空を駆け巡る鉦の鳴り。そして、風にのって流れるように肌に触れる笛の旋律。

いかがですか?古き良き日本の情景が浮かび上がりましたか?

それとも懐かしい故郷の記憶でしょうか?

もしかするとテレビ番組や漫画で見た景色でしょうか?

地域のお祭の景気や自宅からお祭り会場までの通り道を思い浮かべた方もいるでしょうか?

多くの方が和太鼓のある日本の情景を思い浮かべたかと思います。

和太鼓は聴く人を熱くさせ、魂を鼓舞するパワーがあると私達は思っております。また、その音色やリズムは不思議と馴染みがあり、どこか懐かしさすら感じさせてくれる親しみがあります。私達の心に刻まれた心の情景のような、どこかノスタルジックな気持ちにさせてくれる…そんな感情を抱かせてくれる楽器なのです。

かつて和太鼓は私達が生活していく上では無くてはならない役割をもっていました。古代ではコミュニケーションの手段として、神と交信する儀式の祭具として、私達を楽しませる音楽として、戦での指示や戦士を鼓舞する役割として、庶民の生活の一部として、祭りを盛り上げる役割として、戦後の地域を支えた影の立役者として数多の時代で文化の発展の裏方としてその指名を全うしてきました。

そして現代においても新しい現代音楽のニューウェーブとして、創作太鼓として現代と伝統を繋ぐ架け橋として和太鼓は私達の側にいます。

しかし、和太鼓はかつて程多くの人の目に触れなくなり、慣れ親しんだ楽器から「日本の伝統楽器」として敷居の高い、または一般生活の中では触れることのない珍しい楽器として認識されることも増えてきました。

それは和太鼓に限らず多くの和楽器が現在置かれている状態でもあります。篠笛も琴も三味線も、多くの人の耳に当たり前のように鳴り響く楽器では無くなってきているのです。

そんな時代だからこそ、多くの人が和太鼓に、和楽器に、伝統芸能に、民俗芸能に興味関心を抱くきっかけを1つでも多く作りたいと私達は思いました。

今、伝統芸能や民俗芸能は後継者がいない継承に関する問題や、地域の芸能に対して深く学ぶ機会がないこと、和太鼓や篠笛といった和楽器に触れ合う機会がないこと、興味を持っても深く学ぶことが難しい状態にあると私達は感じています。

多くの太鼓打ちや和楽器奏者、伝統芸能の奏者や演者が魅力を発信し、文化を絶やさぬように、文化を発展させるために努力をしている中、それでもまだ多くの人に届いていない、興味関心を惹けていないと感じます。

私達も何か力になれないか、私達も多くの人に日本の文化を伝えることができないか…そんな思いから「太鼓日和」は始まりました。

まだまだ勉強中の身であり、私達よりも深く学ばれている方がいるのは重々承知です。私達は自分たちの事や学んだこと、感じたことを発信するだけでなく、伝統芸能に、民俗芸能に傾倒している方々や、普段陽の目が当たりににくい地域の民俗芸能を支えている方々が自分たちの継承する文化を発信するきっかけになればいいなと思っております。

また、同じ時代に創作太鼓の団体を立ち上げ、活動している方々や、和楽器を演奏し活動している方々も発信できる場になればいいなと思っております。

和太鼓を中心としたメディアとなりますが、私達は日本の文化を愛し、日本の文化を支えている人たちに少しでも陽の目が当たりやすくなればよいなという思いで執筆いたします。

私達自身もメディア発信を通してより深く和太鼓について学び、和太鼓の歴史や文化を知っていきたいと思います。そして皆様方と一緒に和太鼓のもつ無限の可能性を切り開いてきたいと思っております。

拙い文章となりますが、和太鼓の歴史、文化を中心とした「和太鼓日和」の記事を楽しんでいただければなと思います。

多くの人に日本の伝統芸能の奥深さを、民族芸能(郷土芸能)の趣きが届くように、多くの人が和太鼓を始めとした伝統芸能や民族芸能を知る、触れる、深く学ぶきっかけになるように、情報を発信してまいります。

これからどうぞよろしくお願いいたします。

太鼓日和について何かご質問等がございましたらお気軽にお問い合わせください。

ウラ話:名前の由来

「日和」という言葉には穏やかで晴れた良い天気という意味があります。

また、「何かをするにはちょうどよい天気」という意味もあります。和太鼓日和の記事を読んで「今日は和太鼓をするには最高の天気だ」「太鼓打ちにとって最も気持ちよい一日だ」という感情を抱いてもらいたいという思いから「太鼓日和」と名付けました。

また、「太鼓日和」はアナグラムで「和太鼓日」となり「和太鼓の日」と読めるため、「和太鼓をするにはとてもいい日」という意味がより感じれるという思いもあります。

読み方は「わだいこびより」となります。また様子や出来事を伝えるという意味を持つ「便り」とも語感が似ていることも名前の由来となります。

太鼓日和をきっかけに和太鼓の持つ文化的背景や歴史、深みのある音、奏でる心躍る音楽に興味関心を持ち、和太鼓をもっと好きになるきっかけや、和太鼓に興味を持つきっかけになれば良いなと思っております。

今後とも太鼓日和をよろしくお願いします。

ユウト

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